ゴロファ ポルテリの飼育(羽化)
今日はゴロファ属の最大種とも言えるポルテリのご紹介です。
【飼育種】
和名:ゴロファ・ポルテリ
学名:Golofa porteri
産地:ベネズエラ
累代:CBF1
【羽化体長】♂83mm ♀53mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中5~6回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約15ヶ月(合計17ヶ月半程度)
ゴロファ属の中でも大型で光沢が強く、とにかく格好の良いポルテリ。
大型の為、羽化までに比較的時間がかかるのは難点ですが、幼虫飼育、産卵ともに比較的容易で途中のえさ交換さえしっかり行えば容易に大型が狙えます。
蛹室から大型のポルテリが見えたときには感動ものです。
昔と違い、生体も安価格で入手可能になって来たのも◎です。
キレイな大型ゴロファ、是非機会がありましたらトライしてみて下さい。(^^)
3 Comments »
RSS feed for comments on this post. TrackBack URL
はじめまして。 角曲りのない美麗個体ですね。 ゴロファは高温に弱いと聞きましたので、うちでは20℃未満(=常温ですけど・・・)蛹化までもっていきましたが、どうやら寒すぎたようで羽化不全を起こしてしまいました(涙)。かなりの大型個体だったんですけど・・・。 幼虫期間が長いのと角曲りのリスクが大きいので、納得のいく個体を作出するのはかなり根気が入りますが、なんとかブリード続けていきたいですね。
Comment by 越後の龍景虎 — 2008年3月29日 @ 10:34 PM
菌糸ビンについて質問です。紙面広告ではオオヒラタケ系とありますが、系というのには何か違う菌も混じる的な事なのですか?又、シリーズによってガラスビンとPP で使い分けをしてる意味はあるのですか? 私事ではありますが、PPでB-クヌギがあれば大変助かります。 勝手な話ですいません。
Comment by 関西の白菌 — 2008年3月31日 @ 12:32 AM
越後の龍景虎さん レスありがとうございます。 私も過去、ゴロファ属はポルテリ、エアクス、ピサロなどやって来ましたが、全て25℃管理下で行いました。この温度管理下で羽化不全なく問題なく育ちましたが、大型作成となると低温が良いかもしれません。飼育は奥が深いので頑張って大型作出して下さいね。(^^) 関西の白菌さん 「オオヒラタケ系」とご案内している理由ですが、オオヒラタケにはいくつもの種類がありましてその中の一系統使用しているという意味なんです。別のきのこの菌が混ざっているという意味ではありません。 BasicシリーズとElementシリーズで、ガラスビンとプラボトルを使い分けている理由については、現在の生産管理上の都合になります。 Basicクヌギのプラボトルですが、貴重なご意見として社内で検討させていただきます。ご意見ありがとうございました(^^)
Comment by shiho — 2008年3月31日 @ 10:50 AM